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ライヴ、企画、レッスン情報をお伝えします

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ピアノソロ:久保比呂誌
  無題(即興)
  いつか君と歩いた道 (作曲:久保比呂誌)
  今生まれるとき (作曲:久保比呂誌)
  上を向いて歩こう

アコーディオンソロ:後藤ミホコ
  ロシアンメドレー(悲しき天使、黒い瞳、百万本のバラ)

ピアノ&アコーディオン 
  いにしえの光 (作曲:久保比呂誌)

ピアノソロ
  木もれ日 (作曲:久保比呂誌)

ピアノ&アコーディオン 
  風の行方 (作曲:久保比呂誌)

津軽三味線&アコーディオン
  りんご追分 
  津軽じょんから節

この日のこもれびカフェは、久保比呂誌氏(ピアノ、津軽三味線)と後藤ミホコ氏(アコーディオン)のコラボ。演奏者は二人だけれど、楽器は3種類というなかなか贅沢なライヴですね。前半は久保さんのピアノソロ。久保さん自身の作曲によるピアノ曲を聴くたびに、筆者は「風」を思います。季節も強弱も異なるけれど、風なんだな。この日のピアノ演奏の間にはさまれたMCでは、ご自身のお姉上のことを話されたのだけれど、そのお話しぶりは淡々としていてまったく誇張などはうかがえず、なのに用いる比喩や形容が絶妙で、久保さんのお姉さんの姿が目に浮かぶようでした。この自然さと彩りが、久保さんのピアノの「風」なんじゃなかろうか。アコーディオンの後藤さんも、この久保さんのお話にいたく心を動かされたらしく、ご自分のソロの前のMCのまくらが、「いやぁ、久保さんのお話ホロリときました。」でした。後藤さんのソロは、よく知られたロシアの曲のメドレー。スラブ民謡の旋律をアコーディオンのソロで聴くのは筆者は初めて。日本人は好きなんです、このスラブの旋律が。女声合唱には少しばかり食傷気味(スイマセン)だったけれど、アコーディオンと短調の旋律ってよく合うんですね。そうか、コンチネンタルタンゴにもアコーディオンが用いられれますね。なんでも後藤さんご自身がロシア贔屓で何度もロシア体験があるということで、ひたすらノスタルジー、感傷に陥りがちなロシアの曲が内実を伴って凝縮された形で現れた演奏でした。そして最後の2曲が津軽三味線とアコーディオンのコラボ。もちろんこの組み合わせを聴くのは初めてです。あえて「津軽じょんから節」のみの感想を。ナニコレ? すごすぎ。脊椎にしびれが走ったね。二人ともまったく気負いのないノリとそして安定したテクニック。で、そこから奔出するサウンドは情念のつぶてとなって、脊椎を通り五臓六腑に飛び散る。曲の終焉に向かって徐々に音が増え、フォルテになり最後の最後、三連符(邦楽ではこう言わないだろうけれど)に至ると、あたくしの場合、言葉や理性がどこかに飛んで行ってしまうんですね。まだ終わってほしくない、だけどこれ以上この音の中にとどまると心かき乱されすぎて疲弊しつくしてしまうぅ~、というところでビャンッと終わる。Bravo! 以外の何もありません。演奏後、来る7月15日、高槻でのライヴの練習のために、尺八の星田一山氏が参上。三味線とアコーディオンと尺八のコラボだそうです。詳しくは     。ガットネロでも近い将来必ず。アップした写真、演奏に興奮していて、コラボの様子撮影し忘れました。あしからずご了承ください。DSCN0647-1.jpg

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