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前半のピアノソロはシューベルト即興曲作品90の全曲。宮崎さんの感覚で第1曲は従来より遅めに弾かれる。全曲演奏ゆえ、そのテンポがとても効果的である。この曲ってこんなにゆったりと寂しげだったかしら?と印象が変わる。加えて、第2曲との対照がより際立つ。個人的にはこの第2曲に最も感動しました。同じ動機、同じ音型の繰り返しを異なる表情を与えて弾き分ける宮崎さんのこういうテクニックは、いつもすごい。さらにこの日の宮崎版では左手のタンターンの音型の繰り返しが荘厳なまでに響き、その上に、まさに乗っかるように右手の三連符があくまで軽快に流れる。美しい美しいアンダンテ第3曲を経て、第4曲でもまた左手、ことにバリトンの響き・流れが、転調を繰り返す右手の動機を終始支えていた。よく知っている即興曲がリニューアルされた。アンサンブルのシューベルトは、アルペジョーネソナタ。チェロ版は聴いたことがあるけれど、ヴィオラ版は初めて。第1楽章のピチカートの、チェロよりも乾いた音色が、恬淡としたこの楽章の象徴のようである。第2楽章の、弦楽器の上昇とピアノの波打つ旋律でシューベルトの緩徐楽章らしさが全開して、第3楽章で明るく締めくくられた。ヴィオラならではの温かみのあるアルペジョーネソナタだった。シューマンのアダージョとアレグロもまたヴィオラ版は初めて。速度記号のタイトルそのままの、2つの旋律の対比の妙を聴かせる曲だが、濱本&宮崎版では、アダージョでは、まずはピアノが弦をリードし、その後対等の受け渡しが展開し、アレグロになって走る弦をピアノが力強く支えてヒートアップしながらコーダに突入。かっこよかった。もちろん対比の妙は鮮やかでした。
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