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HAMORI-BEの本年度の大きなテーマが「故郷を歌う」で、この日はその第1弾。構成は、アングロサクソン系民謡→ラテン(スペイン、フランス)もの→ドイツものと進む。ヨナ抜き音階は日本の唱歌にも多用されているが、やはりそれが特徴的なスコットランド民謡などは、何かかき立てられるようなロシア民謡とは別の、もっと安心感のある郷愁を日本人にひきおこす。以前、ここガットネロでの別のライヴでロシア民謡メドレーが歌われた際、何人かの女性が涙をぬぐっていたものだが、HAMORI-BEのアングロサクソン系民謡では多くの人が瞑想するように、そしていくらか口角を上げて聴いていた。『故郷の空』など、それら4曲のあと、この日の曲目のなかで唯一の短調(ヨナ抜きの曲はすべて陽音階でした。)であるスペイン民謡の『追憶』。プログラムの中ほどに位置して効果的。『おおシャンゼリゼ』と続く『ローレライ』、それに『野ばら』のシューベルト版と続くウェルナー版は、それぞれ、前者小原氏、後者中川氏のソロ。いつもながらの適材適所です。同じ歌詞の『野ばら』を異なる旋律、異なる歌手で続けて聴く楽しさ、豊かさ。アンコールは本邦初公開、HAMORI-BEの作詞作曲(作詩:小原有貴、作曲編曲:中川公志)による『おはようをあなたに』。「0歳からのはもりべコンサート」のオープニング曲で、「誕生」「芽吹き」を歌ういかにも彼ららしい曲。旋律はヨナ抜き音階!今回の「うた☆カフェ」は3回公演だったが、どの回でも大好評でした。2回目の公演ではアンコール曲にアンコールの声が出たほど。HAMORI-BEの楽しみ方が増えた。ライヴのあと、なぜか『追憶』の旋律がずーっと耳の中で鳴っていた。
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